田舎暮らしの伊豆日記

伊豆日記

 

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6月27日の不知池

2010/06/28

池畔

  
 6月27日小雨の中、傘とカメラを腰のベルトに差し込んで、久方ぶりの池の探検に出発しました。
 実は、あの去年6月5日に目撃した「大狂乱」は、今年はもうあきらめていました。
 なぜかは分りませんが、今年はオスが異様に少ないようです。
 オスだけが鳴くというケロケロ…も聞こえないし、オスたちがメスの背中の特等席を奪い合う蛙合戦なぞ到底おきそうにありません。

池給水管

 あいかわらず谷川の水量は多くて、川から池に水を補給している給水パイプからは、ドドドって大きな音を立てて水が流れ込んでいます。

 あいかわらず、枝の先端は水に沈んだままです。

 水面がキラキラ反射してうまく撮影できないんですが、この給水パイプの下のジャグジーみたいな急流の底の砂に、赤腹イモリがたくさんへばりついていました。
 赤腹は、ジャグジー浴が好きなんでしょうか。

赤腹群

 水辺の日溜まりのような場所にも赤腹がドジョウ屋の樽状態で群れていました。
こないだは、100匹くらいの一固まりダンゴ状態を見ましたよ。

干からびた卵-1


干からびた卵ー2

 もう、ほとんどの卵は黄色く変色して鮮度も落ちて、なかには干からびたのもあります。
 前回、水面に浮かんでいた白い卵は、今日ははひとつも数えることができません。
ぜ~んぶ、赤腹のお腹の中に入っちゃったんでしょうか。

 猿の腰掛

 おお!でっかい卵だ。
とばかり駆け寄ったら、サルノコシカケでした。薄暗い森の中の倒木じゃ、まぎらわしくてたまりません。

枝のメス

 あいかわらず、身持ちの良さげなメスがじーとオスを待っています。
年増ギャルに、「もうとっくに青春は通り過ぎてんだよ。」って声掛けたくなるような、いじわる心がつい浮かびました。

 ああ、旅情ですな~。


6月19日の不知池

2010/06/20

  

 6月19日土曜日午前11時。
さすがに昨夜の豪雨のせいか、お池の駐車場にはほかに1台も車が停まっていません。
駐車場の下から湧き水がちょろちょろ流れ出て、やがて水は地形がえぐれている坂道に集まり、道が小川状態になっていきます。

沢カニー2 沢カニー1

 急こしらえの小川のせせらぎの中をちょこちょこ動く小さな生き物がいます。よく見ると、どこから湧いて出てきたのか、おびただしい数の沢カニが動き回っています。
 いつもここを通るときには気がつきませんでした。豪雨の明くる朝はいつもこうにぎやかしいんでしょうか。

 ようやく、沼に着きました。昨夜の豪雨のせいで、なんと!沼の水位が一昨日より1mくらい上がっています。
 これじゃ、木の枝先のカエルの卵が水に浸かっちゃうよ~。

下端が水面に没した卵

  

 やっぱり!枝の先端が水の中に消えています。
一体、卵はどうなっているんでしょうか。

卵を食べる赤腹

 おや、1匹の赤腹イモリがつんつんと卵のかけらをつついています。

卵を食べる赤腹-2

 その先を見ると、無残に水に浸かった卵が…。
天敵、赤腹イモリが水中から泡の中に頭を突っ込んでいます。

網の中の卵と赤腹

 ためしに、水にぷかりぷかりと浮かんでいる泡を網ですくってみました。
ほら、赤腹イモリもごっそり一網打尽。水面からは見えませんが、水中では一塊の泡に数十匹の赤腹イモリがたかっています。

樹上のメスー1 樹上のメスー2 樹上のメスー3 樹上のメスー4 樹上のメスー5

 よく見ると、あっちこっちの木の枝にしがみついたままメスがじ~と動きません。普段なら、人の気配だけでピョンピョン逃げるのに、今日はつんつんしても「なんんだよ。」って目玉をグリっと動かすくらい。ポジション確保したままです。

 オスが気ずいて、背中に乗っかってくるまで待ってんでしょうかね。オスが乗っかればそれから、親亀小亀状態で枝先までの木登りが始まるんでしょう。

 水の中で鳴くのはオスだけなんだそうで、メスはなぜか鳴かないんだそうです。けなげなメスカエルじゃのう。ときどき、ケロケロ.ケロケロって聞こえるんでうが、大合唱にはほど遠く、今年はオス不足なんでしょうか。


 ああ、それにしても昨年のあの大狂乱を、今年ふたたび見ることができるのか、不安になってきました。


6月17日の不知池

2010/06/18

吊橋手前 橋手前ー2

 いつもこの伊豆日記、熱心にご覧になられていらっしゃるMさん。池への山道はどんなところですかってご質問のご参考に、池手前の吊橋付近の写真です。池はこの橋から山道を約100m登るだけですから、ここまで来れば急に元気になる場所です。ついで?にほかの読者にもサービスしようと、メールでMさんにお送りしないで、ここに掲載しました。

橋 橋ー2

 吊橋です。美しいせせらぎ、と言いたいところですが、足元の渓流には太い倒木がゴロゴロ転がっていて、大雨のときのすさまじさが想像できます。

倒木ー1 倒木ー2

 林道の駐車場から約10分。池に着きました。さて、今日のカエルさんはどんな様子でしょうか。

池

 残念。
晴天のせいでしょうか、カエル鳴き声はまばらで、ときおりケロケロって聞こえるだけです。木の幹に上っているカエルはいません。
 卵の数はおよそ100個くらいでしょうか。先日より各自に増えてはいますが、あの大狂乱状態には程遠く、今年は見られないかも知れないと少し気落ちしました。

樹上 巨大卵

 

  一ヶ所に、何匹ものメスが産卵してバスケットボールくらいの大きさになった卵です。
  まあ、自ら新天地の枝先を探すより、仲間がすでに産卵している足場の良い卵の隣のほうが手間はかかりませんやね。これって一体何匹分なんでしょうか?


6月13日の不知池

2010/06/14

枝先遠景 枝先近景

 朝10時頃、池に行く枝道の駐車場周辺には約10台の車が止まっていました。人間も大分盛り上がってきています。長靴に履き替えて、勇躍、坂道を降り始めて100m。とっか携帯が鳴って事務所からの緊急通報。予約なしのいきなりお客様がお見えになられたとか。
 やむなく、急遽折り返して軽トラを疾駆させ事務所に帰還するはめになってしまいました。

 そこで、午後から再挑戦。午後は、さすがに駐車している車は他1台だけでした。

幹のオス 幹のオス群生

水辺の枝先の綿菓子は、2日前より少し増えていました。ざっと、7~80個ってとこでしょうか。古い卵はどんどん黄色くなっていきますから、真っ白なやつを探します。
 お目当ては、泡の中のカエルです。

 おお、1本の幹を上っていくオスカエルがいました。その先を見ると、数匹のオスがたむろしています。さらにその先の小枝には、メスがいそうなんですが…葉っぱに隠れてこちらからはよく見えません。

卵とオス群生

 そこへ、先客のおきれいな女性が現れました。「この先に、オスが押しくら饅頭状態の卵がありますよ。」との情報。カエルが好きなひとはいい人なんだ、なぞ勝手に決め込んでついて行くことにしました。

 ありました!まさに泡の中に下半身を入れたオスが数匹じ~としています。岸から枝にカメラを向けると逆光で真っ黒な映像になります。そこで、長靴が最大の武器となりました。ぐちゃッ、ずぼ~とたちまち長靴ぎりぎりまで沈んで身動きできません。えいや!パシャ。

 なんだか、あ~あいい湯だな、ってふうにも見えちゃいますね。でも、素朴な疑問。同じ卵の泡から生まれたおたまじゃくしは、みんな異父兄弟なんでしょうか。それとも、人間と同じで一番強いお父さんの子供だけなんでしょうか。
 
 


6月11日の不知池

2010/06/12

枝の卵遠景 枝の卵近景

 おそらく、世界?で唯一最新のホットな不知池モリアオガエル情報です。
前回7日の当「伊豆日記」の反響の大きさに私もビックリ。モリアオガエルのファンって大勢いらっしゃること、今まで知りませんでした。
 さて、昨日08:00頃に不知池に行って見ました。写真のとおり、産卵したての卵がちょっと増えていました。ざっと、4~50個でしょうか。池の周囲は約200mありますから、この数ではポツンポツンって印象です。

産卵中

産みたての泡の中にもぞもぞ動くものがいます。よく見ると、メスに比べて約3分の1くらいしかない小さなオスの足が見え隠れしています。どうやら、種付け?をしている様子です。

幹でオスを待つメス

 水辺の大きな木の幹にメスがみじろぎもしないでへばりついています。オスが近寄って来るのをただひたすらじ~と待っているんです(美談ですねぇ。渋谷センター街娘、よ~く聞きなさい。)
 
 ところで、カエルはオスだけがケロケロ鳴くんですってね。不肖私、知りませんでした。池は、7日に比べてケロケロの声が断続的に聞こえてきています。
 そろそろ、大合唱が近ずいている兆候なんでしょうか。


不知池(しらぬたのいけ)のモリアオガエル

2010/06/07

不知池入り口の看板

 モリアオガエルは静岡県の特別天然記念物なんだそうです。
天城ハイランドの端から林道を約1km天城山方向に登り、池に行く枝道の分かれ目にやっと車2台が止まれるくらいの小さな駐車場があって、その横の立て札にそう書いてありました。ただのカエルじゃない偉いカエルなんだね。
 
 

水辺の枝の卵縮小

 実は私、昨年6月5日に行ったんですよ。そしたら、まさに大産卵ショーの真っ只中でした。夢よもう一度。今日は6月6日、期待いっぱいで行って見ました。
 残念!写真のとおり産卵の綿菓子はちょっとだけ、ようやっと7~8ヶくらいはありましたが、大産卵ショーには早かったようです。今年は桜の開花も遅かったし、産卵と桜は連動するんでしょうか。

 ショーのすごさって、見た人にしか説明できません。(え?見た人には説明する必要無いじゃん、ですって?)でも、文字でお伝えすることって結構しんどいですよね。
 ピーク時には、水面の木の枝に300~500ヶの白い花が咲くんですが、それより産卵時のカエルの様子が…まあ、お楽しみは次回。期待だけさせておいて、出し惜しみしちゃいます

枝の卵

 てなわけで、ショーのお話はあと1週間後…でしょうかね。

 そうそう、池にはほかにも期待外れでがっかり、の方々が2~3組いらっしゃいました。どっかで産卵の時期を教えてくれるとこはないの?役場はなにやってんだ!って叱られましたが、う~ん、ですよね。役場の商工課も毎日チェックには来れないし。東伊豆町を代表して、ごめんなさ~い。

 そんな訳で、この伊豆日記、次回をお楽しみに!


ラン&ナナ

2009/05/10

 ランとナナのお見合いシーンをドキュメント風に書いてみました。
犬好きの方に捧げます。

ラン

 ラン。7ヶ月になる柴犬の女の子です。
パパは、昨年天城ハイランドに越して来たWさんです。このWさん、今でこそ4畳半のミニログ住まいですが、いずれご自分の敷地内の樹齢40年の檜で、ログハウスを建てようという壮大な野心を抱いています。
 ランがまだ2ヶ月のとき、Wさんが新しいパパになりました。初めてこのミニログに来たときは、片手の平に乗るほどちっちゃかったんです。

 ナナとママ

 ナナも、ママのAさんと一緒に、昨年天城ハイランドに越して来ました。
ナナは、今月で1歳7ヶ月になる、少し柴犬が混じっているまっ白い雑種です。以前住んでいた大都会では、ナナの吼え声がうるさいって近所から苦情があって、親子?してひっそりしていたそうです。
 ここ天城ハイランドでは、たとえナナが思いっきり吼えても、ず~と先のお隣の家まで、声は到底届きそうにありません。でもナナは、今ではたまに嬉しいときにしか吼えなくなっっちゃいましたがね。

 越して来たばかりのときは、親子で朝夕散歩を欠かしませんでした。でも、実は最近、ママのAさんは少しお散歩疲れです。なにしろ、1回2時間毎日4時間、雨の日も風の日もなんですから。

 ある日、ナナがランとお友達になったら、ママが楽できるぞ、ってアイデアを思いついた管理事務所がふたりの仲人をしました。仲人っていってもメス同士なんですが。

う~ん、どうしようかな

 はじめは、お互いクンクンし合ってました。ランがときどきウ~ッと小さな唸り声を上げます。ランって、意外と気が強いんだね。でも、ナナは平気でランのお尻の臭いを嗅ぎだします。

臭い嗅がせて

 ランは、これ見よがしにパパにすり寄ります。「これ、俺(いや、わたし、かな?)んだぞ。」でも、ランのレーダーは、ばっちりナナに向けられています。

はじめまして

ほらナナ、ランを見て

 ナナが、ランのパパになでなでしてもらいに、にじり寄って行きます。以外。ランは平気を装っています。「まあ、ちいっとくれえならええか。」ラン。えらいぞ!太っ腹。

これから仲良くしようね

 ようやく、ランからナナにお顔ぺろぺろの正式な仁義切りがありました。よかったぁ。

 そのあとの、深~い森の中でのふたりの鬼ごっこは見ものでした。犬のダッシュって、すごいですよ。都会ではぜったいできないことでしょうね。ラン&ナナ、天城ハイランドに越して来て、ほんとうに良かったぁ。
 
 ナナのママも、これからちょっと楽できると良いですね。おしまい。

 


いわなバーベキュー

2009/02/06

いわなバーべキュー

 今夜は、数ヶ月前に天城ハイランドに越して来られたSさんのお宅で、ちょっと遅くなった引越し祝のバーベキュー.パーティが開催されました。
 あまり知られていませんが、熱川には、「ご当地銘柄」の熱川高原ポークという豚がいます。熱川温泉街から2~3km天城山に上った、標高約300mの山すそで、大麦だけを餌として飼育されているそうです。と、言うわけで、今夜のメインはこの熱川高原ポークのはずでした。
 
 ところが!
 この見事なやまめに、すっかり主役の座を奪われてしまいました。
実は、Sさんのご主人が釣りが大好き、と聞いた天城ハイランドの先輩Yさんが、パーティの始まる直前に、山あいの渓流の秘密の釣り場に案内したのだそうです。
 当然Sさん、ご自慢の竿や釣り道具を持参していなかったため、急ごしらえの、竹の枝の先に針と糸をくくりつけただけの、まるで旧石器時代のような代物を持ってのことでした。

 Sさんは、もっぱら海派ですが、ポイントを探して命がけで渓流を登った釣り仲間の話は聞いていて、やまめ釣りの難しさは熟知しています。
 ところが、先祖が釣られたDNAが皆無としか思えないような、警戒心が欠落した良い子やまめたちが、一時間たらずの間にこんなに釣れてしまいました。Sさん、未だに夢みたいだと首を振り振り(でも、とってもうれしそうに)つぶやくのでした。

手作りかまど

 息子さんは、今夜はもっぱら手製のバーベキュー炉での焼き係。いわなと熱川高原ポークと愉快なお話の三重奏で、天城ハイランドの夜はふけてゆくのでした。


大川のライオン岩

2008/10/11

遠景

大川の海岸線

遠景

ライオン岩遠景

 伊豆熱川駅の2駅手前に伊豆大川駅があります。先にご紹介した「花いっぱい街道」がある駅です。
 このあたりの海岸は、伊豆特有のごろた石(波に洗われてまん丸になった漬物石くらいの大きさの石)だらけです。ところで、伊豆には砂浜は数えるほどしかありません。伊豆白浜って、伊豆ではとっても珍しい天然砂浜です。熱海や、熱川の砂浜は、最近千葉や四国から運んだ砂を、このごろた石の上に敷いて作った、人工砂浜なんですよ。だから、熱海で砂遊びしようとシャベルで掘ると、30cmくらいですぐ石に当っちゃうんです。
 
 最近、伊豆大川駅の観光看板にこのライオン岩が書かれるようになりました。でも、昔っから地元の人は、「この岩、ライオンにそっくりだね。」って言っていたんですよ。

真後ろ 左後ろ

ライオン岩

 どうです。ライオンそっくりさんですか?お尻のふくらみなんか絶妙ですよね。サバンナでゴロンと寝そっべっている雄ライオンって感じです。
 お顔も、ちょうど左後ろのこの角度で見ると…そっくりでしょう。
伊東から熱川に向かって車を走らせていると、このライオン岩が、会社まであと5kmの標識なんです。車が、ちょうどこの角度になると、いつもライオンの顔に「こんにちは!」ってあいさつするんですよ。


けやき公園の魔法使い

2008/06/22

けやき公園朝市

朝市のひと

 6月のある日、東伊豆町奈良本にあるけやき公園で、恒例の朝市がありました。
ちょうど梅雨の合い間の、カラッと晴れた気持ちの良い日でした。

 けやき公園は、ホタル狩りのメッカでもあります。最近は、ホタルブームで、東伊豆町でも観光の目玉として大いに宣伝していて、町全体では7ヶ所も「名所」があるんですよ。
ホタル=豊かな自然、って連想は、ビックな観光施設をもたない田舎町にとっては、格好のうたい文句になりますからね。
 ここだけの話、ホタルの幼虫を放流したり、中には成虫を買って来て放したりして、どこでも裏方さんは苦労しているようですよ。
 でも、けやき公園は、そんなことしてません。それだけホタルさんにとって、居心地の良い場所ってことなんでしょうね。

けやき公園朝市

アレッなんの屋台だろ

 地場の野菜や果物、古物古着なんかの屋台のはずれに、なんだか、面白そうな屋台がありました。平台のうえに、発泡スチロールの飛行機と、木製のゴム銃が積み上げられています。

けやき公園朝市
けやき公園朝市

飛行機と鉄砲

 発泡スチロールの飛行機は、どれもカラフルなデザインで、雲まで届くくらい飛びそうですし、ゴム銃は、百発百中って顔して自信満々で横たわっています。

けやき公園朝市

 さっそく、飛行機を買って飛ばしてみました。すると、期待に反して、手から離れたとたんに失速して、ゴツンと頭から墜落です。
つぎにゴム銃。これも、ガンマンみたいに格好つけて、左手をエルボにして銃身を支えて打ってみるんですが、的のペットボトルにちっとも当らない。

 そこで、魔法使いのおじさんの登場です。
おじさんは、なにやらぶつぶつ魔法の呪文を唱えて、飛行機の羽をちょいとひねりました。すると不思議!おじさんの手を離れた飛行機は、グングン空高く飛んでいきます。
ゴム鉄砲は、引き金のうえの真鍮のリングの中央と、銃の先端の突起が重なった瞬間、息を止めて静かに引き金を絞るって魔法を教えてくれました。これには、呪文はありません。

 「すげ~。魔法使いみたいだ!」こどもたちの、感嘆の声を浴びて、おじさんは、とってもうれしそうです。
 魔法使いのおじさんは、魔人に命じて天から降らせたりしないで、何ヶ月もかけて作って来てるんですから。
 


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